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最適な塗料の選び方

最適な塗料の選び方

外壁の状態が気になり始めれば、塗装の依頼を検討する時期です。まとまった費用が必要ですが「できるだけ安く済ませたい」とお考えの方もいらっしゃいますが、長期的にみると失敗する可能性があります。そのため、塗料を塗る場所・立地条件などによって柔軟な塗料の選定が必要です。頼れる業者に依頼するのも大切ですが、納得して依頼するためにも最適な塗料の選び方をご案内します。

ウレタン塗料

現在では外壁に使われることはあまりありませんが、柔軟な塗膜をいかして、外壁や屋根以外に破風や雨戸など、多くの住宅の付帯部の塗り替えに使用されています。

耐用年数6年〜8年

おすすめは関西ペイント:セラMレタン
付帯

シリコン塗料

万能型のシリコン塗料で、親水性があり防汚性も高いため、コケ・カビに対してきれいな状態を長く保てます。 

耐用年数10年〜12年

おすすめは日本ペイント:シリコンセラUV
外壁
屋根
内装
付帯

ラジカル塗料

当店イチオシはラジカル塗料です。高耐候酸化チタンと光安定剤によるW効果で耐候性を高める「ラジカル制御技術」により、紫外線に強い1液水性系シリコングレードを超える強靭な塗膜を形成し、塗りたての美しさを長期間保ちます。

耐用年数12年〜14年

おすすめは日本ペイント:パーフェクトトップシリーズ
外壁
屋根
内装
付帯

フッ素塗料

無機とは紫外線などによる劣化を受けない無機物を配合したフッ素塗料です。しかし特性上、非常に硬すぎてしまう為に、有機を配合してハイブリッドさせることにより超耐久性塗料として完成されました。非常に親水性はトップレベルで超高耐久となっています。

耐用年数が15年〜

おすすめはKFケミカル:セミフロン
外壁
屋根
付帯

遮熱・断熱塗料

日射エネルギーを反射させることで、夏の暑い日でも屋根面の温度上昇を抑え、快適な環境づくりに貢献します。エアコンの温度設定を緩和できるため、省エネや電気料金の節約につながります。また、太陽光の反射による温度上昇の抑制によって環境負荷低減に貢献します。

耐用年数10年〜20年 ※塗料のグレードで様々です。

おすすめは心力舎:遮熱ガイナ 日本ペイント:サーモアイシリーズ
日本特殊塗料:パラサーモシリーズ
外壁
屋根
内装

UVクリヤー塗料

高意匠サイディングボードの模様を、そのまま長期に美しく保ちます。強固なシロキサン結合により高耐候性を発揮します。紫外線吸収剤の働きで色あせを最小限におさえ、特殊セラミック成分により超低汚染性を発揮します。

耐用年数10年〜15年※塗料のグレードで様々です。

おすすめは日本ペイント:UVプロテクトクリヤー(シリコン/フッ素)
日本特殊塗料:シルビアUVカットシリコン
外壁

無機系コーティング塗料

最高レベルの低汚染性を発揮する無機系超低汚染コーティング剤です。最大の特徴は光触媒とは違い日の当たらない場所でも超親水性により、水の力で洗い流すことが出来ます。※超低汚染レベルに汚れを軽減するものであり完全に汚れを防止する訳ではありません。これは光触媒にも共通します。

耐用年数 下地塗料に準ずる

おすすめは日本ペイント:クリスタコート
外壁

アレスシックイ

漆喰塗料: 関西ペイント:アレスシックイ

アレスシックイを塗った壁なら、室内の湿気を吸湿、放湿する機能を有しているから、室内の湿度のバランスを保ち、快適を持続してくれます。この調湿機能と「漆喰」の特性である強アルカリ性によりカビの発生も抑制することができます。
外壁
内装

光触媒塗料

光触媒塗料(内部)

ハイブリッド光触媒GLコートによる酸化分解には、分解対象の選択性がないため、ウイルスの種類にかかわらず効果を発揮することが期待でき、ウイルスの突然変異の影響もほとんど受けないと考えられています。光触媒は塗布した表面のみウイルスを不活性化しますが、ハイブリッド光触媒GLコートはナノ銀配合により、光の届かない所でも、空気中の水分や酸素から強力な酸化分解力を作り出し、空間に浮遊している、ウイルスや菌を不活性化します。

光触媒効果を持続させるおすすめの周期:
3年から5年(施工箇所によります)

株式会社グットライフ:ハイブリット光触媒GLコート
内装
  • 外壁塗装で使用される塗料の種類と特徴

    屋根や外壁に使用される塗料は、主に5種類あります。発色の良い「アクリル塗料」金属や木材など幅広く濡れる「ウレタン塗料」耐久性と価格のバランスが優れている「シリコン塗料」シリコンより高耐久で現在主流の劣化を抑える「ラジカル制御塗料」高い耐久性を誇る「フッ素塗料」です。またこの5種の中でも手頃な価格帯で環境に優しい「水性」と、塗る場所を選ばず耐久性に富んでいる「油性」に分かれており、多くの種類から選定が可能です。他にも遮熱・断熱効果をもたらす塗料もございます。

  • 目的にあった塗料選び

    屋外に使える塗料には数多くの種類がありますが、目的や予算にあわせて選ぶことが重要です。どのような環境においても高い耐久性を持つ塗料を選びたいものですが、その分費用が必要になるため依頼できる範囲の金額で耐久力のある塗料を選びましょう。また屋根や外壁などでも立地条件次第で頻繁な施工が難しい場合がありますので、工事の難易度で塗料の選定する知識も求められます。